ノマドから学んだ習慣

それにしても、今年の夏は暑かったです。
寝床としているワンルームの日中はサウナ状態でした。
脱水症にならないようにこまめに、水分補給は行っておりました。
ノートPCも己のファンをフル回転してなんとか我をたもっていたようです。

エアコンをつけても、体感的には涼しいと感じない室内で、
自分自身もノートPCもやばい!と感じる日が続きました。死活問題です。

考えた結果、近場のコーヒーショップに退避する事を思いつきました。
これが、ノマドデビューのきっかけです。

コーヒーショップで初めてPCを開く時は、かなりどきどきしたのを覚えています。
ですがそこは開き直って「俺にとっては死活問題なんだ」と、言い聞かせる事で、
周りの目は気にならなくなりました。

さて、ここからが本題です。
「コーヒーショップでノマドってどうよ。」って思うようになりました。
視点はお店の立場からです。

僕的にはよそよそしい気持ちがいまだにあります。
回転率を求めるショップで長いする。お店側にとっては迷惑な客ではないかと。

その中で、自分ができる事は飲み物は大きなサイズを注文する。
おかわりはする。そして、電源は持ち込まない。
を、心がける様になりました。

2~3時間ぐらい集中するので、必然と飲み物のサイズは大きくなります。
時には、おかわりも。
電源を持ち込まないのは時間を体感する為です。PCを起動してどれだけの時間が
あるかを確認します。その時間内で終わる様に段取りを組みます。
当然の事ですが、お店に入る前に作業内容は決めています。
(今回は作業といっても勉強メインです。)

後は、お店が混み合ってきたらキリをつけて退散する。
今回この「混み合ってきたらキリをつける」という習慣が身についたことが
よかったと感じております。

行う作業を出来るだけ小さく割ることで、それを達成する時間を分単位で
管理することができる事を体感しました。
デザインでも、コード書きでも、感覚は同じですが、調子が上がってくると
切り上げのコントロールが難しくなるので、ワクワクをワクぐらいで進行するのが
ベストだと思いました。


季節が変わる頃、馴染みにコーヒーショップに行くと、商品を受け取る際に
「いつもありがとうございます」と、声をかけられるようになりました。
「こちらこそ....長居してしまい恐縮です」というそわそわした気持ちはいまだにある訳ですが、「声をかけてもらえる」のはちょっと嬉しいものですね。